事例から学ぶシステムトラブル対策の考え方

コース概要

情報化社会におけるコンピュータシステムは、組織や社会のインフラを支えるという極めて重要な役割を担っています。これらのシステムにトラブルが発生すると、ビジネスに与える影響は甚大なものとなるため、今日の情報システムには非常に高い信頼性と安全性が求められています。
本セミナーは、システムトラブル事例を確認しながら実践的なトラブル対策のポイントを学習するコースです。開発段階や運用段階で実施すべきトラブル対策のポイントを、講師による解説とグループ演習を通して理解することができます。

到達目標

1. システムトラブル対策の基本的な考え方が説明できる。
2. システムトラブル対策における先進企業の取り組み状況が説明できる。

対象者

  • プロジェクトマネージャ
  • システム開発担当者
  • システム運用担当者
  • IT品質管理担当者

プログラム

時 間 コース内容
9:30 ~ 12:00 ☆オリエンテーション
 
1.今なぜシステムトラブル対策なのか

(1)システムトラブル統計情報
(2)トラブル事例の傾向分析
(3)トラブル防止に向けた取り組み

 

2.開発段階で実施するトラブル対策
(1)開発段階における留意事項
(2)開発段階での対策提言
(3)ソフトウェアメトリックスの活用
(4)ソフトウェア障害には二重化が効かない
(5)利用者視点の品質目標で開発する

 

★演習問題1:理想のテスト環境とは

12:00 ~ 13:00 昼食休憩
13:00 ~ 16:30 3.運用段階で実施するトラブル対策

(1)運用段階における留意事項
(2)運用段階での対策提言
(3)4種類の保守案件
(4)ハインリッヒの法則

 

4.システムトラブルをマネジメントする
(1)トラブル情報の収集とその活用
(2)システムトラブルDBの構築
(3)ヒューマンファクタ分析
(4)M-Shellモデル

 

★演習問題2:ヒューマンファクタ分析による事例研究

 

☆まとめ

スライド

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